消防法の確認試験 (第1類:酸化性固体)
第1類の危険物(酸化性固体)に該当するか否かを判定する試験として、粉粒状の物品(粉状または粒状の物品)に適用される「試験Ⅰ」及び粉粒状以外の物品(成型品等)に適用される「試験Ⅱ」が規定されています。
- 粉粒状確認試験
- 燃焼試験(第1類Ⅰ)
- 落球式打撃感度試験(第1類Ⅰ)
- 大量燃焼試験(第1類Ⅱ)
- 鉄管試験(第1類Ⅱ)
- 粉粒状:網ふるい(2mm)を通過する量が10wt%以上である物品
- 粉粒状以外:成型品等の物品、網ふるい(2mm)を通過する量が10wt%未満である物品
対象となる物質
分類 | 性質 | 品名(政令で指定する品目を含む) |
---|---|---|
第1類 酸化性固体 |
他の物質を酸化させる性質を有し、可燃物と混合したとき、熱・衝撃等によって分解することにより極めて激しい燃焼をおこさせる危険性を有する固体 |
|
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試験フローチャート
- 粉粒状:網ふるい(2mm)を通過する量が10wt%以上である物品
- 粉粒状以外:成型品等の物品、網ふるい(2mm)を通過する量が10wt%未満である物品
判定
落球式打撃感度試験 | ||||
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ランク1 | ランク2 | ランク3 | ||
燃焼試験 | ランク1 | 第一種 | 第一種 | 第一種 |
ランク2 | 第一種 | 第二種 | 第三種 | |
ランク3 | 第一種 | 第三種 | 非危険物 |
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大量燃焼試験 | |||
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危険性あり | 危険性なし | ||
鉄管試験 | 危険性あり | ※ | 第三種 |
危険性なし | 第三種 | 非危険物 |
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- 試験物品の粒度を調整して、試験Ⅰにより判定する。
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